「C」
2012年 04月 26日
本日、ロンドンで6の元長官こと「C」とお話する貴重な機会を得ました。6の長官は初代マンスフィールド・カミングが緑のインクで「C」とサインして以来、その伝統を受け継いで今も「C」と呼ばれています。私のお会いした「C」は歴史に大変造詣が深く、緑のサインの由来から最近のイラクの問題までじっくりとお話を伺うことができました。ここであまり詳細を書くことはできませんが、日本が将来的にエシュロン、もしくは「5Eyes」と呼ばれるアングロ・サクソンのインテリジェンス同盟に加入することは可能か、ということを伺ったのですが、日本による対中情報収集の重要性を認めつつも「まだ早い」とのことでした。その理由は長々と話されていたのですが、やはりスパイによる情報収集能力と情報漏洩の問題を一刻も早く改善すべきだというのが主な理由だったように思います。これに関しては日本からやってきた政治家の方々にも忠告されたそうなのですが、全く何も変わっていないと嘆いておられました。
ただ我々日本人から見れば、エシュロンというのは米英の同盟にカナダ、オーストラリア、ニュージーランドが参加しているような印象ですが、アメリカから見れば「イギリスとその他」、イギリスから見れば英連邦諸国とアメリカ、という風に捉え方が違うようです。日本にとってはアメリカが頼りの綱ですので、アメリカがOKしさえしてくれれば、とも思うのですが、必ずしもイギリスの方はそう捉えてくれないのでなかなか問題が複雑です。
また最近話題となっております囚人特例引渡しについては、「6はそのような非合法活動はやらない」という回答で意外でした。6は海外で秘密工作活動にかなり手を染めている印象だったのですが、CIAやモサドのようにはいかないようです。
またこれも話題となっています秘密裁判には前向きのようでした。ちょうど今ロンドンでは2010年にロンドンのセーフハウスで謎の死を遂げた6のオフィサー、Gareth Williams氏の件が毎日のように新聞の紙面を騒がせています。氏の死体がカバンに詰められていたことから自殺ではないようなのですが、ただ全く事件の証拠が見つからず、私生活上のトラブルなのか、他の組織に謀殺されたのか様々な噂が飛び交っています。このような事件を検討するためにはやはり秘密情報を証拠として提出できるような秘密裁判が必要だろうとのことでした。
蛇足ですが、エシュロンの基本条約となった「UKUSA協定」について私が「ウクサ」と連呼したところ、「C」は痺れを切らして「それは『ユーキュ(ク)ーサ』と読むんだ」と突っ込まれました。全く素人丸出しで恥ずかしい限りです。
ただ我々日本人から見れば、エシュロンというのは米英の同盟にカナダ、オーストラリア、ニュージーランドが参加しているような印象ですが、アメリカから見れば「イギリスとその他」、イギリスから見れば英連邦諸国とアメリカ、という風に捉え方が違うようです。日本にとってはアメリカが頼りの綱ですので、アメリカがOKしさえしてくれれば、とも思うのですが、必ずしもイギリスの方はそう捉えてくれないのでなかなか問題が複雑です。
また最近話題となっております囚人特例引渡しについては、「6はそのような非合法活動はやらない」という回答で意外でした。6は海外で秘密工作活動にかなり手を染めている印象だったのですが、CIAやモサドのようにはいかないようです。
またこれも話題となっています秘密裁判には前向きのようでした。ちょうど今ロンドンでは2010年にロンドンのセーフハウスで謎の死を遂げた6のオフィサー、Gareth Williams氏の件が毎日のように新聞の紙面を騒がせています。氏の死体がカバンに詰められていたことから自殺ではないようなのですが、ただ全く事件の証拠が見つからず、私生活上のトラブルなのか、他の組織に謀殺されたのか様々な噂が飛び交っています。このような事件を検討するためにはやはり秘密情報を証拠として提出できるような秘密裁判が必要だろうとのことでした。
蛇足ですが、エシュロンの基本条約となった「UKUSA協定」について私が「ウクサ」と連呼したところ、「C」は痺れを切らして「それは『ユーキュ(ク)ーサ』と読むんだ」と突っ込まれました。全く素人丸出しで恥ずかしい限りです。
by chatnoir009
| 2012-04-26 06:47
| インテリジェンス

