7/7 Report
2009年 06月 04日
英下院の情報・セキュリティー委員会が、2005年7月7日のロンドン同時爆破事件に関する調査報告書を公表しました。報告書が108ページもあるので、全部に目を通したわけではありませんが、要約すると、①2005年までにMI5は対テロ活動でかなりの実績を挙げていた、②2004年3月の「隙間(Crevice)作戦」によって、パキスタンで多くのテロリストや証拠物品を鹵獲し、その中にはロンドン・テロを実行することになる犯人の写真やビデオも含まれていた、③ところがMI5は人員・予算不足からその後、この実行犯を監視し続けることができず、それがテロに繋がった、という内容になるかと思います。9・11テロの場合、アメリカのインテリジェンス・コミュニティーでうまく情報が共有されなかったことが問題とされましたが、イギリスの場合は人員・予算不足によるところが大きかったようです。
個人的にはMI5に若干同情気味の内容だったかな、という印象を受けましたが、テロ以降もMI5は精力的に対テロ活動を行なっており、それが勢いあまって前々回のブログにも記しましたように、テロとは関係のない人物を捕まえてしまったということになるのでしょう。報告書によりますと、MI5の予算は2001年から2010年までにはほぼ倍近く増額されており、また2007、2008年にはロンドン・テロの関係者と見られる70名近くの容疑者が逮捕されてるということも判りました。政府がいかに対テロ活動に力を注いでいるのかが伝わってきます。ところで同報告書では秘密情報部は「MI6」で記述されています。私は公式文書では「SIS」だと思い込んでいましたので、ちょっと意外に感じました。
個人的にはMI5に若干同情気味の内容だったかな、という印象を受けましたが、テロ以降もMI5は精力的に対テロ活動を行なっており、それが勢いあまって前々回のブログにも記しましたように、テロとは関係のない人物を捕まえてしまったということになるのでしょう。報告書によりますと、MI5の予算は2001年から2010年までにはほぼ倍近く増額されており、また2007、2008年にはロンドン・テロの関係者と見られる70名近くの容疑者が逮捕されてるということも判りました。政府がいかに対テロ活動に力を注いでいるのかが伝わってきます。ところで同報告書では秘密情報部は「MI6」で記述されています。私は公式文書では「SIS」だと思い込んでいましたので、ちょっと意外に感じました。
by chatnoir009
| 2009-06-04 21:52
| インテリジェンス

