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voice actor

 本日、久方ぶりにイギリスのインテリジェンス研究者が集まるSGI(Study Group on Intelligence)に顔だけ出しに行ってきました。Andrew教授やHerman教授もご高齢になられたにも関わらずお元気そうでした。SGIに寄ったついでに、現在一緒に共著を書いているMike Goodman博士とも若干打ち合わせをし、内容について色々と確認をすることもできました。JICのオフィシャルの出版も近いようです。
 さて、個人的なことで恐縮ですが、今日はBBCの番組で声優の初体験をしました。そもそもの発端は知り合いのプロデューサーからの偶然の連絡でして、「えっ、今、ロンドン?じゃあちょっと顔出してくんない?今、日本人役のボイス・アクター探してるんだけどさ、日本人英語を話せる人が良いんだよ。もちろんノーギャラだけどさ、ハハハ」なんてノリだったので、「いや、こっちも忙しいんですが…」と答えるつもりだったのですが、話している内に「ボイス・アクターって声優だよな…」と脳内妄想が膨らんできて、結局参加することに。声優といえば日本人なら誰もが一度は夢見る職業です(異論は認めず)。
 ということで早速ノリノリで声優の心得などを調べ始め、テムズ河の河川敷で「生存戦略ぅぅぅ~」とか「十傑集、マスク・ザ・レッドオォォォ!」なんて軽く練習(10分)してみたのですが、いざスタジオでの本番となると全くもって上手くいきません。まず台本がかなり小難しい英語ですので、噛みまくり、演技も全く駄目、発音がヘンとか駄目出しとリテイクの繰り返し(発音が変だから指名されたはずなのに)。わずか3分ほどの長さの台詞を収録するのに汗だくになって、1時間近く苦闘する羽目に。さらに収録された自分の下手糞な英語の台詞を聞くのも心胆寒からしめるものがありました。全くもってセンスの欠片もないということがよくわかりましたが、やはりプロの声優さん達は凄いものだと改めて感心した次第です。
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by chatnoir009 | 2012-03-17 08:27 | その他